EOは、世界中にある起業家のネットワークなのですが、
EOの魅力のひとつに
「配偶者も大切にされる文化」
があります。

グループがあるのを先日のEOマレーシアの
チャプターリトリートで知りました。
「日本人は全然いないのよ!」
とEOマレーシアのメンバーの奥さんが言っていました。
日本ではビジネスと家族というのはあまり繋がりがない
ことが多いようです。(EOに限らず)
仕事は仕事。
家族は家族。
みたいな。
感じで切り離されていることが多いです。
実際に、経営者の発信で、家族が出てくることは
とても稀です。
先日のEOマレーシアのキャンプに行った時に
みんなの家族が参加されていて
みんなの家族が知れて、会話できて、ああこの人は
この娘さんのお父さんなんだな。
この息子さんのお父さんなんだな。
この3姉妹のご両親なんだな。とか
その人のことをより知ることができました。
そして、シングルの人も、家族がいる人も
全体が1つの家族のようなコミュニティだと
感じました。
シングルの人・家族がいるなど
分断されている感じもないのです。
EOのインドネシアに行った時も家族が
ハンドオーバーに参加していました。
(インドネシアは家族が参加するイベントは
初めてだと言っていました)
私も女性の起業支援をしていて
パートナーシップがうまくいっている人は
起業がうまくいきます。
なぜなら、起業は私の気持ちをわかって。
だけを卒業して、相手の気持ちもわかっての視点を取り入れて
お互いがHappyになる視点(3方よし・5方よし)の視点を
マスターしないと
ビジネスはうまくいかないからです。
EOマレーシアのフォーラム名で
「buntu(ウブントゥ)」という
フォーラム名の人がいました。
「どういう意味なの?」と聞いたら
南アフリカのズールー語・コサ語の言葉で、
「私は、あなたがいるから、私である(I am because you are)」
「人間は他者との関係性の中でこそ存在できる」
「自分の幸せは、他人の幸せと切り離せない」
「私たちはつながっていて、共に生きている」
という考え方で、
“A person is a person through other persons.”
(人は他の人々を通じて人になる)
という意味だそうです。
ウブントゥの価値観 意味(現代語で言い換えると)
共感(Empathy) 他人の気持ちを理解しようとする姿勢
寛容(Tolerance) 違いを受け入れる心
調和(Harmony) 争うより調和を大切にする
優しさ(Kindness)小さな優しさを惜しまない
連帯(Solidarity) つながりの中で支え合う
ということだそうです。
EOマレーシア、家族、
いろいろな文化の違いから学ぶことや
日本のことをあらためて知ることはまだまだ多そうです。
私はまだ自分の英語が拙いですし、みんなのことを
よく知らないので、1人でまずは参加して
切り開いていますが、来年は家族で参加したいです。