アジアの女性起業家を追う調査の旅は、まだまだ続きます。

私は、世界中の女性起業家たちに会い、

そしてつながらなければならない。

まるで使命のように、Have to 〜で動いている自分がいます。

不思議なことに、誰から頼まれたわけでもないのに(笑)

そして、予算も自分。

なぜなら、日本にはまだまだ女性起業家が少ないからです。

世界には、さまざまな生き方や考え方を

もった女性起業家たちがいます。

私はその現場をリサーチし、「当たり前」という名の壁、

つまりパラダイムを超え、日本に新しい視点を

持ち帰りたいのです。

パラダイムシフトは、人と会い、

エネルギーを感じるところから始まる。

その先に、日本の女性起業家の未来、

そして経済の未来があると信じています。

今週は、マレーシアの元政治家にお会いする予定です。

彼は、かつての元首相の娘(この方も政治家)と結婚した人物。

現在は政治家ではなく、ラジオパーソナリティなど

多方面で活躍されているようです。

ところで、日本は今、選挙のタイミングですね。

でも、海外の著名な政治家たちの言動を知ると、

その国の発展のヒントが見えてくることがあります。

たとえば、

「1つの薬では1人しか治せないが、

 1つの政策では何百万人を救える」

これは、マレーシアのマハティール・モハマド元首相の

 考え方だと言われています。

彼は医師出身で、医療(個人への処置)と

政治(集団への影響)の違いをよく語っていた人物です。

また、こんな問いも私の中に浮かびます。

多数決って本当にベストな方法なのでしょうか。

台湾の元デジタル大臣、オードリー・タン氏の動画を見て、

その限界を感じた方も多いのではないでしょうか。

意見が同じ人たちを集めて

そして、その意見が同じ人たちと

違う人たちの違いを見て

違いをつなげられる

=橋をかけられる人

にポイント(評価)がつくのです。

それって、すごい!

評価の仕方ですよね!

めちゃめちゃ!最高!

お互いがどういう意見なのかを言語化して

その多数の言語化をAIでまとめさせて

そして、その違いを

どうやって橋がかかるのか?

の意見を言う人に

評価があるのです。

意見の違いを闘い対立ではなく

意見の違いにどんな背景(コンテキスト)の

価値観が隠れているかを

あぶりだして、そして

それらをつなげられる方法がないか?

に知恵を使うのです。意見をまとめるのはAIに任せて。

戦いにエネルギーを割いていても

強い方が勝つ、その他49が切り捨て

られてしまい、結果恨みが募ります(苦笑)

だとするなら、お互いの言っていることは

何なのか?を本当の意味で理解して

3方よし、4方よし、5方よしで、

つなげられる方法がないか?を考えるのです。

その方が価値があるし、

対立して勝つよりも、確実に

難しい問題を解いていますよね?

まさに、近江商人の

考え方です。

私たちの時代が

さなぎから蝶へ羽化するような

変化のタイミングには、

多数決よりも、未来のビジョンを持ち、

人間としてのモラルを備えたリーダーの存在が必要です。

そして、AIとの共存は、もはや避けて通れないテーマです。

日本に今こそ必要なのは、

かつてアジアに目を向けた「ルックイースト政策」の逆、

逆ルックイースト政策。つまり、

アジアから学び、日本に取り入れること。

今、アジアの現場には、

未来のヒントがたくさん眠っています。

私はそのヒントを、しっかり見つけて、

持ち帰りたいと思います。

もちろん、アジア以外にも

学ぶべき都市や政策、女性起業家は

たくさんいらっしゃると思います。

私は地の利を活かして、まずは

アジアから。