女性起業家の年収の約7割が年収100万円以下です。
総務省が平成19年度に出しているデータです
【西暦2007年】 約20年前のデータですが、
現在もさほどそのデータに 変わりはありません。
最新のデータによると、
【女性起業家の収入状況】は以下の通りです:
年収100万円以下:約70%(69.1%) 平均年収:93.1万円 年収1000万円以上:統計上0.0%(0.1%以下)
【女性起業家の年収分布】は以下のようになっています。
100万円以下:69.1% 100万円以上200万円未満:18.0% 200万円以上300万円未満:8.7% 300万円以上400万円未満:2.8% 600万円以上:0.6% 1000万円以上:統計上0%
【男女比較】 女性起業家の平均年収:93.1万円 男性起業家の平均年収:272.7万円(女性の約3倍)
【最新の女性開業者動向】 日本政策金融公庫の「2024年度新規開業実態調査」によると:
【女性開業者の割合】:25.5%(調査開始以来最高)
【女性経営者の数】:15年前から3倍になっています。
SNS Instagramなどの影響でしょう。
現在の月商についても、 女性起業家の多くが低収入レンジにあることが示されています。
月商100万円未満:62.7%(女性) 月商の平均:166万円(女性)
【背景と課題】
女性起業家の年収が低い主な理由として、 以下が挙げられています。
■家庭責任との両立:家事・育児の負担により事業に集中できない時間的制約
■経営知識の不足:開業時の課題として「経営に関する知識やノウハウの不足」が41.7%
■収益性の低い事業分野:個人向けサービスなど収益性が限定的な分野での起業が多い
データの信頼性(引用元) これらのデータは主に以下の公的機関・ 信頼できる調査に基づいています:
中小企業庁「小規模企業白書」 日本政策金融公庫「新規開業実態調査」 総務省統計データ
現実として、女性起業家の7割が年収100万円未満という厳しい状況にあります。
ライフネット生命創業者 出口治明さんは
働く君に伝えたい 「お金」の教養 人生を変える5つの特別授業
という
20代の新しいお金づきあい入門の本で
このように仰っています。
「衣食住が満たされるまでは お金が重要」
と。
年収300万円VS年収400万円なら
衣食住が満たされるまでは お金が大事だから
年収400万円を選びなさい。
と。
しかし、
年収1000万円VS年収1200万円なら
やりがいがあるか? 社会貢献ができるか?
で選ぶといい。
と仰っています。
おそらく、旦那さんが家計の柱となり 家族を養っていると、
世帯年収400万円は 超えている人は多いでしょうから
(サラリーマンの平均年収は 400万円を超えている)
・好きなことを仕事にしよう
・やりがいがあることを仕事にしよう
・社会貢献ができるかで仕事を選ぼう
と選ぶのでしょう。
しかし、世帯年収が400万円あるだけで あなたにビジネス力があるわけではないのです。
だから、年収100万円以下で 「好きなことを仕事にしている風」の 副業・扶養内女性が多いのでしょう。
また、ちまたでは 「男の人が働かなくなる」と 母親から言われているそうです。
女の人が起業したくらいで 働かなる男の人がいたら、
その人を選んだ自分の目を 疑ってください。
人間は誰でも「怠惰」な生き物です。
「怠惰」を卒業するために 「好きなこと」や「やりがい」を 言い訳にして
経営やビジネス力を鍛えるのを 放棄するのは、私は違うと思っています。
だからと言って、自分らしさを 失うのも違うと思っています。
やりたいことを ヴィジョナリーに実現するからこそ
学ぶのです。日本人の大人は 大学卒業してから本を1冊も 読まなくなる人大多数だそうです。
そして、大学卒業してから アジア諸国の中で、大人が 一番勉強しない国となり
諸外国に抜かれていきます。
自分らしく 好きなことを仕事にするからこそ
経営やビジネスを 真剣に学ぶのです。
学ばない限り あなたの悩みは 一生消えないのです。
あなたは学ぶ大人になりますか?
それとも
依存する大人になりますか?
そして、覚えておいてください。
真剣と楽しいは 両立可能なのです。
