世界的投資家ジム・ロジャーズ氏はこう警告しています。
「女性がもっと力を発揮しないと、日本は衰退する」
数字は、それが事実であることを示しています。
日本の人口構造が変わった
かつての日本は人口ボーナス期、若い世代が多く、経済は自然と成長していました。
しかしその時代は二度と戻ってきません。
毎年100万人以上生まれていた子どもは、今や100万人を切り減少の一途。
このままでは、生産年齢人口は減り続け、高齢化率は急上昇。
社会保障は破綻寸前です。
働く女性たちの現実
- 日本の女性の平均年収は278万円
- 50代になっても300万円に届かない
- 年収500万円を超える女性は約1割
- 女性起業家の7割は年収100万円以下、平均は93万円
男女の年収格差
- 男性平均年収 20代:270万円 30代:450万円 40代:600万円 50代:640万円
- 女性平均年収 20代:260万円 30代:295万円 40代:291万円 50代:278万円
50代では男女差が360万円以上。 この差は退職金や老後資産にも直結します。
失われた40年とアジアの成長
バブル崩壊後、日本は「失われた30年」から「失われた40年」へ
アジア各国は平均5〜7%の成長を続け、中国、インド、ベトナム、インドネシアはGDPを数倍に伸ばしました。
世界が躍進する中、
日本だけが足踏みしています。
アジア女性労働参加率ランキング
- 1位:ラオス
- 2位:ベトナム
- カンボジアも上位
これらの国では、農業・製造業が中心で女性の労働力が不可欠。
一方、日本や韓国は約53%でアジア下位。
教育水準は高いのに、ジェンダー役割や制度の壁が根深く、社会進出を阻んでいます。
それでも希望はあります。
マッキンゼーの試算によれば、
女性の労働参加率が男性並みに上がれば、
2040年のGDP下落を約40兆円食い止められる。
現状のままならGDPは479兆円まで下がりますが、
女性が活躍すれば520兆円です。
長時間労働モデルの限界
かつては一人が長時間働き、マルチタスクをこなすことで生産性を保ってきました。 しかし今は、介護や育児を担う人、高齢者、障がい者、すべての人の隙間時間を活かさなければ、労働力が持ちません。
移民or教育移住制度を入れないと。国の労働力が自国だけでは持たないんです。
私はマレーシアから
この現実を伝えに来ました。
娘が25歳になる未来を想像したとき、このままでは
“希望のない国”になると感じたからです。
女の子を育てているお母さんに、聞きたいことがあります。
何のために教育を受けさせていますか?
良い大学に入って、良い男性を捕まえて、
駐在員の妻になって、専業主婦になるためですか?
実際年収1000万円以上の人は女の人の学歴を見るそうです。今の時代。
本来、勉強は
社会で活躍し、経済や自分の未来を動かすためにするものです。
腰掛けで
言われたことを
言われた目標を
ただこなすだけの
作業仕事をするのであれば
高い教育を受けさせる必要はありません。
作業ベースではなく
課題解決力を磨くため
労働力ではなく、頭脳力が
今の日本に必要なのです。
せっかく4大に
親に入れてもらったんやったら
自分の知性をどうしたらいいか?
世の中世の中を知って
自己理解をして
精一杯活かしていくんです。
働くっていうのは、
世の中を良くすることなんです。
側(ハタ)楽にするから働くなんです。
40過ぎて子供産んだ。大人の女性は
キャリアを中断していれば
労働市場ではほとんど価値がありません。
人間としての価値じゃないです。
労働市場としての価値です。
若くて、長時間労働の20代女性の方が安く働いてくれるので
50代の口うるさい大人の女性たち
は確実に負けるんです。
それが市場です。
マクドナルドのアルバイト
ローソンのレジ打ち
それも素晴らしい仕事です。
だけれど、結婚前のキャリアを生かして
あなたの頭の良さを生かすんであれば
あなたの命と時間を投下するのに
ふさわしいのは、データで見ても
女性は、起業しかないんです。
だから、私は16年前から
女性の起業支援してるんです。
なんで女性だけ我慢しないといけないんですか?働くことを。
なんで学歴も職歴も、就職活動頑張ったのに
掃除と洗濯して、家に張りついているんですか。
どこにも行かないんですか?
わたし達の子どもは将来
沈没する船で働くことになるのに
そのことを大人である
私たちが考えずに
何のために塾行かせるんでしょう。
女性がしっかり自立していくこと
精神的にも、経済的にも。
精神的な自立は、経済的に自立していくプロセスの中で
勝手に磨かれていきます。
動くなら、今です。
- 自分の働き方を見直す
- 新しいスキルを学ぶ
- 仲間とつながる
未来は、あなたの一歩から変わります。
この国を救うのは、私たち女性。
そして、あなたです。