こんにちは!
(株) はっぴーぷらねっと
代表取締役 叶理恵です。
【叶理恵の
“ぶっちゃけ”起業ってどうよ?!】の
お時間がやってまいりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日はですね。
膝に猫を置きながら
なでなでしながら
Voicyを収録しております。
いつもVoicyを聞いていただいて
ありがとうございます。
今日のテーマはですね。
【浅草の老舗企業の
客層から学んだこと】という
テーマについてお届けしたいと思います。
◎音声Voicyで、叶理恵のメルマガを
聞きたい方はこちらから
https://voicy.jp/channel/3812/578723
今日のVoicyを聞いて
「面白かったな。」と思う方は
是非是非フォロー、コメント
よろしくお願いします。
浅草の老舗「西むら」さん
先日ですね。私ちょっと悩んでる事がありまして。
はい。こんにちは、中村です。
その事をね、
ちょっと、あんまり人に言えない事を
聞いて貰ったんですよ。
はい、悩みがあったのね。
そうそう。
私の過去の悩みがあって
「こういう人がいて
ちょっと凄い腹立ったんですよ。」
みたいな。
なかなかVoicyでは
言えないような話。
商売上の話をしたんですね。
そしたら、その人から聞いた事で
浅草ってあるじゃないですか。
浅草寺、東京にね。
この間行ったね。
私達もほおずき市
行ってきましたね。
ここでお店があるそうなんです。
一つは、めっちゃインバウンドとかの
お客さんが並んでるお店。
もう一つは、全然ガラガラで
客が並んでないお店。
この二つのお店について
教えていただきました。
そのお店はですね。
「亀十さん」というお店で
めちゃめちゃ浅草のあの通りに
いっぱいお店あるじゃないですか
はい、ありますね。
あのお店、もうすっごい列で。
全然、入れないらしいんですよ。
で、もう一つは、江戸時代から続く
老舗で「西むら」っていう
お店がある。
一方、そこは全然
並んでないんですよ。
どっちが儲かってると思う?
いや、なんか行列並んでる方が
儲かってそうに見えません?
亀十さん?
はい。亀十さん。
浅草のその界隈の人、
みんな知ってるらしいんですよ。
けど、実は全然ガラガラっていうか
西むらさんの方が
儲かってるんだって。
へぇー!そうなの?
なんで、なんで?
それは、なんでか?っていうと
「客筋」っていうらしいんですよ。
客筋?
【客層】っていう。
私達的に言うと【モテ層】って
呼んでますけど、
それに秘密が実はあると。
なんと。
そのね、西むらさんっていう
その全然ガラガラの店は、
浅草寺さんがお客さんだったり。
浅草寺さんが
お客さんなんですか?
そう。
そのものじゃないですか。
そうなの(笑)
あと歌舞伎役者の所が
お客さんだったり
江戸時代から続くらしいんですね。
江戸時代からだから
何年なんだろう?
いや、どの時代かに、あの~。
1600年位があるからね。
江戸時代、長いからね。うん。
とにかく老舗で。
だから、固定のリピート客って
言われる人がいるわけですよ。
ビジネスって最終リピートだって
いう話があるじゃないですか。
商売やる上で
こうInstagramとか、ツイッターとか
Facebookとか、メルマガとか
色々あるじゃないですか。
で、私達、集客って新規のお客さんを
いかに呼ぶかって。
最初、起業したてって
お客さん居ないから
新規のお客さんにどう知って貰うか
自分たちをどう認知して貰うかって。
私、起業して13年でも
全然知られてないです。
世ではね。
話しかけられる事も別にないし、街で。
なんですけど、
みんな自分が商売してるって事
どこにも知られてないから
知られようって
一生懸命、集客するんだけど
最終は
「どれだけ良いお客さんを
ゲットしてるか」というか。
そういう事なんだっていう話をね。
いい客筋の人から
リピートして貰えるか?ってことか。
そうそう。
で、その節操なく。
節操なくって(笑)
節操なくって事は無いんだけど、
なんか、そういう
私がちょっと腹立った話をしたら
その話で慰めてくれたって
いう話なんですけど。
確かに、私のお客さん
凄い良いお客さん多いんですよね。
それを他の生徒さんにも言われるの。
理恵さんの所の人って
いいお客さん多いですね。って。
そもそも、いいお客さんって
なんだ?っていう話は
あるんですけど
例えば、凄くすぐ文句言うとか
なんか、ととを組んで
そのグループを荒らし出すとか
なんか分かんないけど
パクっていくとか
マウンティングし出すとか
もう承認欲求の塊だったり
あとなんか、キレ出すとか
色々いるじゃないですか。
で、日本は
「お客様は神様です。」って
言葉があるから
なんかあたかも、それを
我慢しなきゃいけないように
思うかもしれないですけど
私ってまあ、ビジネスは
どちらも上ってないと思ってて
和仁達也先生
私達のメンターが言うように
パートナー型で、
私たちのパートナーシップも
フラットっていうか
パートナー型じゃないですか。
そうだね。
お互いが対等っていうのが
クライアントと
コンサルタントの
この立ち位置がね。
パートナーシップも
そうですよね。
私たちの夫婦関係も
もちろん、どっちが
リーダーシップを取る時かって
ジャンルによって色々あるけど
でもまあ、基本、その対等じゃんね。
だから、話をしてくれて
「その話、名前出しとかしても
いいですか?」
みたいなことを言ってたんですけど、
「全然いいですよ。」って
教えてくれた人がいて。
いや、それはね。
江戸時代から続く老舗に
新規のところが勝とうと思うと
節操なくやらないと
ダメなんだっていう説もあると
思うんですよね。
なるほど。最新のね。
トレンドで合わせた
マーケティングをね。
そう。合わせてポリシーなく
やっていくっていう事も。
じゃないと、古い所に
勝てないじゃないですか。
いや。そうだよ。
やっぱり江戸時代に伝統を
作ったところも
もしかしたら、江戸時代は
凄いマーケティングをね。
新しいトレンドに沿って
やっていたかもしれない。
かもしれない。だけど商売ね。
私はちょっとその話をしたら
その人ちょっと
浅草商売してる人だったんだけど、
「それはダメです。」と
その人ね、5代目とか6代目の人
だったんだけど
「それは浅草だったら
絶対にもうダメです。」と
「道理に反します。」と
「そんな人が商売を上手くいく
はずがありません。」って
5代目、6代目ってことは、
そっちはもう
江戸時代じゃなくて
もうちょっと手前のほう?
明治から。
長いな、それ。(笑)
それそう長いよね。
で、そこは凄い決まりが
あるんだって。
いろいろ。なんていうか
この組合じゃないけど、
景観を壊してはいけないから
内装を変える時にも
ちゃんと浅草寺さんに
お伺い立てないといけないとか。
いろいろあるらしい。
それはそれで、なんかちょっと
「大変だな。」って
「自分勝手に
出来ないから大変だな。」って
もちろんあるんだけど
だからこそ景観守ったりとか
色んなのがあると。
で、今年ね
すごい利益が出てるんだって。
あ~、そうなんだ。
コロナの
跳ね返しのような感じで。
それは?
江戸時代から続いてる所?
いやいや、どこも。
どこも。へえ~!
すごい浅草寺さんに、
今インバウンドも含めて
人が来てるから。
で、こういう
SNS起業とかしてると
いろんな派手な人って
目に見えると思うんですよね。
人が集まってたりとか
「ワー!」ってなってるって、
「やっぱそっちやった方が
良いのかな。」とかね。
もちろん、トレンドを追ったり
することって大事だとは
思うんだけど
なんだろう。
「節操が無さ過ぎても違うな。」って
思ってて
私、あのさっきDMMの亀山さんって
Voicyやってらっしゃって
週1回更新してんだけど
今すごい、政策金融庫から
お金借りやすいんだって。
例えば、なんかその亀山さんの
Voicyで言ってた話なんだけど、
100万の現金があれば
今1000万貸してくれるらしくって。
カフェやりたいとか
新規事業やりたいとかって
言った場合ね。
「ちゃんと政策金融庫に
問い合わせてくれ。」って
あの亀山さんも
ちょっと言ってたんだけど
そうだよね。
会社で変わるからね。
うんうん。なんだけど、
その原資があれば今
すごい貸してくれるっていうモードで
亀山さんが起業した時代と
全然そのお金の貸し方が
違うらしくって
今ちょっと、緩いというか
結構貸してくれやすいんだって。
で、その亀山さんがね。
そのVoicyで話してて
「すごい面白いな。」と思ったのが
お金借りやすいし一回起業したら
全部自分で責任取るし
経営者の孤独も理解出来るし
人が付いてくるとか
付いて来ないとか
問題もあるし
商品が売れるとか利益出ないとか
全部自分でケツ吹かないと
いけないんだけど
だけど、今の会社で
サラリーマンとかやってると
なかなか、その社長となる人材が
育たない。
特に、その課長
島耕作とかみたいな時代
猛烈働くみたいな。
「残業とかしちゃダメだ。」みたいな
時流にも、なってきてるから
経営者マインドみたいなのが
会社員で育ちにくくなってるから
一回起業して
仮にそれで失敗したとしても
DMMはね。
「そういう人を求めてる」って言って
雇ってくれやすいんだって。
もちろん
全員どう失敗したか?
とかにもよるけど
「そういう会社が今後
増えてくるんじゃないか?」って
言ってた話が面白かったのと。
もう一つはチャットGPTとか
出てくるんだけど
そういう色んなAIが出てきて
どんどん自動化になって来れば
来るほど
「人をマネジメントできる」っていう
能力が、めちゃめちゃ貴重に
なってくるから
色んな事を言ってる人を
束ねられる。
正にこれ、私がやってる
ライフミッションコーチ協会で
ファシリケーションとか
教えてるけど
色んな思惑がある人達を
まとめていくみたいな事って
「ほんとこの7年でマスターしといて
よかったな。」って思ったし
それが
ライフミッションコーチ協会でも
出来るリーダーを
私もライフミッションスターって
今2期を育成してて
もっちゃんとか、たっちゃんとかに
やってるんだけど
「本当に合ってるな。」と思って
さっきの話に戻るんだけど
「集客の方がどうだ」とか
「あの人多く集まってる」とか
言っても
でも基本一人でやってるやん。
人をまとめていく力って
一人のビジネスじゃ
なかなか身に付かないとこがあって
鴨さんとかも
YAKINIKUMAFIA池袋やってるけど
(焼肉マフィアという、
鴨さんの運営している
和牛マフィアのフランチャイズ店)
あれはマクドナルド時代に
スーパーバイザーとか
店長とかやって、人の問題を
クリアしてるっていうのが鴨さん。
それで起業している一人起業家って
居ないから
鴨さんはチーム組めて上手くいってる
珍しい例って言ったら変なんだけど
管理職やる前に一人起業家で
起業してる人が結構多い。
例えばYouTuberだったら
20代でやってるから
一人で自分が何かするって
出来るんだけど
その人達が次にハマる落とし穴って
何かな?っていうと
チーム組めないっていう罠に
なってくるんだろうなって。
なるほどね。確かにね
今一人で完結する仕事の方が
少なくなってるもんね。
そうそうそう。一人でやってると
流されるっていうか
そうやってるから
焦ってやらなきゃみたいな。
もちろん、そういう時流
トレンドを追うっていうのも
重要だけど
追いすぎてポリシーなくなるって
いうのもやっぱり違うから
どこまでいっても
ライフミッションっていうか
自分軸っていうか自分のポリシー。
それを私は
「フィロソフィ」ーとか
「バリュー」って
呼んだりするんだけど
それを
「どこまでも、ホリホリしていく
必要があるな。」って思って
私は自分の経営理念に
「この熱い想いが300年伝承される
企業を作りたい」っていう
ビジョン作ったじゃん。
だから腹立ったんだけど
西むらさんの話聞いて
このポリシーを長く
しかも西むらさんのとこは全然
客は並んでないんだけど
おばあちゃんとお孫さんが店に出てて、
お孫さんがアジサイだったか
アサガオだったか忘れたけど
それを育ててたり、とか
2人仲良く家族仲良いんだって。
日本ってすごい企業が長く
続いてるとこ多いじゃん。
あれって家族9割くらいだっけ?
家族で事業承継してるとこ
まぁ、多いね。
多いって言うやんね。
だから私が別にそれで
みーちゃんに継ぐとかいう話でも
ないんだけど
パートナーシップだったり
家族関係だったり人間関係だったり
仲良くやっていって
人としての道理に
反することってやると
それ、みんな見てるし
浅草の人皆知ってるって言ってたから
みんな評判になるし、
あんま良くないんだなと思って
ちょっと腹立つんですって
話しちゃったんだけど
それは自然淘汰されるのかなって
言うのがあって、
「自分のちゃんと商売ポリシーを
もっとやっていこう」と
思ったという
話でございます。どうですか?
いや、素晴らしい。
短期的な視点で言うとね。
今のトレンドに沿った方が
売り上げが上がるんだろうけど
やっぱ10年20年になった時に
生き残ってるか?どうか?とか
お客さんに
どう覚えて貰いたいか?とかって
考えると
やっぱ長期的な視点で
やった方が
上手くいくんだろうなと。
そうだよね。さっきのDMMの
亀山さんの話に戻るんだけど、
なんかその指揮者みたいな
もんだって経営者は。
ピアノとかフルートとか。
例えば
「営業が得意です。」
「商品開発得意です。」
でも、「IT苦手です。」って言って
「IT得意のやつを送り込むから
そいつと一緒にやれよ。」って
いう話で
営業も出来るけど
指揮者も出来るみたいな風にして
逆にDMMの亀山さんは
俺はピアノも何にも弾けないと
だけど、指揮だけでやって来たと。
すごいね。それは凄い事。
だって、他に出来る事が
いっぱい専門職にいても
マイストローがいないと
皆が自分勝手に演奏しだしたら
商品にならない。まとめる力。
そうなのよ。だけど、みんな
「俺はギター弾きたい。」
「ボーカルになりたい。」って
言うじゃん。
でも、やっぱり
「指揮者って大事だな。」と思ったら
私はやっぱり亀山さん好きだし
「指揮者になりたい。」って
凄い思うタイプだから
それを皆が出来るようになって
「みんなの仕事を作っていくのが
経営者の仕事だな。」と思うと
「私は仕事を作り出したいな。」って
すごい今思っている。
うーん!素晴らしい!
ありがとうございます。
ということで、それね。
「結構、話しては
いけないことかな。」と思って
話したら
まさかの浅草の老舗企業の話を
例えて実例を持って話してくれて
その人も怒って
「そんな浅草だったら
商売できないよ。」って
言われたから
今ね、私言っても
13年じゃないですか。
「300年続く企業になりたい。」って
この音声が300年後にも
残っているか分かりませんが
そういう熱い想いを
伝承していくように
「ポリシー持って
やっていきたいな。」って思いました。
という話でございます。
この話が
【“ぶっちゃけ”起業ってどうよ?!】
ということで
起業している経営者のあなたにも
「これから起業しよう。」と
思っているあなたにも
「何か参考になればいいな。」と
思います。
色々ありますが
一緒に頑張っていきましょう。
【叶理恵の
“ぶっちゃけ”起業ってどうよ?!】
でした。
ということで、
今日1日が皆さんにとって
最高の1日になりますように!
せーの!
ホリホリ~
またね♪
一般社団法人ライフミッションコーチ協会
代表理事 &
(株)はっぴーぷらねっと
代表取締役 叶理恵