これ、起業して16年目の私でも、まだあります。

強みとは、「自分にとって簡単なのに、

他人にとってはすごいこと」なんです!

だけど、簡単すぎて、自分では当たり前に

なってしまっていることが多いんです。

なぜなら、あまりにも自然にできること

だから。

生徒さんでも「私の強みはこれです!」と語る方は多いけれど、

他人から見ると「それじゃないんだよな・・・」と思うことも。

このズレを放置して、本来の強みではない方向に

力を注ぎ続けると、どこかで伸び悩んでしまうんです。

うまくいっている人は

強みを自然に活用している。

例えばですね。

あなたは叶理恵の強みって

何だと思っていますか?

私のこと知っている人に限定される質問です。

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叶理恵の「自然にできてしまうこと」まとめ

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・可視化力:感情や概念を図でわかりやすく表現できる

・再現性構築:教えを講座や仕組みに落とし込める

・女性チームビルディング:共感でまとまる女性チーム育成

・行動力:思いついたらすぐ行動・実践できる

・質問力:潜在意識に届く問いで本質を引き出す

・AI活用力:ChatGPTなどを使いこなし、商品や集客に活かせる

・教える力:初心者にもわかりやすく伝えることができる

・話す力:セミナーや講演、動画で人を動かす言葉を届けられる

・リサーチ力:情報を探し、まとめ、最適解を導ける

・学ぶ力:必要なメンターを選び、学びを吸収・統合できる

・家族力:家族と仲良しで、育児と仕事を自然に両立している

・ビジョン設計力:夢を語り、実現フェーズに落とし込める

・商品開発力:ライフミッションを軸に売れる商品を作れる

・造語力:モテ層、人柄ビジネス、内面ホリホリなど、独自の言葉を生み出せる力

・努力する力:女性が働きやすい世の中をつくるために継続的に行動できる

・コンテンツ力:誰が教えても伝わる教材や原稿をつくることができる

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実績・社会的信頼

・株式会社はっぴーぷらねっと 代表取締役

・一般社団法人ライフミッションコーチ協会 代表理事

・650人以上の認定講師を育成し、女性の自立支援を推進

・AIと心理・感情を組み合わせた「モテ層診断メソッド」を確立

・著書4冊を出版

 『夢と現実に橋をかける人柄ビジネス』

 『うまくいく女性起業家だけが知っていること』

 『マンガでわかる 女性の起業 超入門』

 『心に嘘をつかないやりたいことの見つけ方』

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でも、私は・・・

「理恵さんといると元気が出る」とか

「歩くパワースポット」

「なんか会いたい」

なんて言っていただくこともあって

突然連絡もらうのですが、

それは上記の強みに入っていないんですよ。(汗)

自分ではそれが強みだと気づけないんです!!!!

まさか!!!!

という感じです。

でも、最近、「マレーシアで1日デートしてください」という

連絡をたくさんいただくようになって、

ああ、連絡が来すぎて、もうこなせない。

これは“自然にできてしまうこと”なのかもしれないと

ようやく気づき始めたんです。

だから、何が言いたいか?

といういと、

自分の強みなんて

自分では

「至極当たり前にやっていて」

「自然にできること」だから

当たり前すぎてわからないんですよ!

ってことなんです。

例えば、私はお問合せがあった人に対して

売り込まない営業をして確実に決めるのですが、

新規営業みたいな営業は苦手です。

あ、先ほどの強みに

「営業」って書き忘れたなぁ。と

思うほどです。

そして、EOの人からは理恵ちゃんは

「発信力もある」とか言われるのですが

私の周りの人は、1万アカウントを超えている

インフルエンサーだらけなので・・・

私で、「発信力がある」なんて言うと

おこがましいかなぁ・・・。とか

思ってしまうのです。

つまり、自分が「誰と比べるか?」

という比べる相手によって

「強み」は変わります。

お客さんが「誰と比べられているか?」

ということによっても

「強み」は変わるのかもしれません。

過小評価してしまうんです。まさに!w

人事の人はご存知の言葉の

「ダニング=クルーガー効果」ですよ!

これが、自分が自分の強みを気づけない

バイアスなんですね。

で、山口周さんの「人生の経営戦略」のP165-P178には

このように書いてあるんです。

第9章:リソース・ベースト・ビュー(RBV)

自分は欠点だらけで強みなんてない

—— 他人には模倣できない特徴に着目する

1. はじめに:強みとは何か?

スティーブ・ジョブズの名スピーチにもあるように、

私たちは「未来を見て点をつなぐことはできない」が

「過去を振り返って点をつなぐ」ことができる。

つまり、自分の人生を“超長期のプロジェクト”と捉えることで、

過去・現在・未来をつなぐ手がかりが見つかる。

2. ポジショニング vs リソース・ベースト・ビュー(RBV)

戦略論には二大派閥がある:

ポジショニング理論

→ 競争優位は「企業の立地=ポジション」で決まる

RBV(リソース・ベースト・ビュー)

→ 競争優位は「企業の持つ独自の資源や能力」で決まる

著者自身は、RBVの考え方に重点を置いており、企業の持つ模倣困難なリソースこそが差別化要因と考える。

3. RBVが重視する「4つの資源条件」

RBVによると、競争優位を生む資源・能力には

以下の4つの条件が求められる:

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有用性(Valuable):市場機会を捉える上で役に立つ

希少性(Rare):他社が簡単に手に入れられない

模倣困難性(Inimitable):簡単に真似できない

代替不能性(Non-substitutable):他の資源で代替できない

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→ 重要なのは「量や質」ではなく、「調達が困難かどうか」。

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4. 特徴に着目せよ:「強み」よりも「調達困難な特徴」

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私たちはつい「自分の強みは何か?」と考えがちだが、

それは“完璧な人間像”を想定する誤った問い。

→ 大事なのは、「他人に真似できない自分だけの特徴」に

 目を向けること。

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5. 極端な「弱み」こそ、強みになりうる

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例:マイルス・デイヴィス『カインド・オブ・ブルー』

彼の演奏スタイルは「派手に吹けない」という

“弱み”から生まれた。

→ 欠点を克服しようとするのではなく、

 欠点をユニークさに変える視点が大事。

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6. 「長く続けてきたこと」に価値がある

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調達困難なスキル・知識は、

時間資本(長い時間の投資)によってのみ獲得される。

今のAI技術者が日の目を見なかったときに

AIをやっていたのも「長く続けてきたこと」ですね!

→ 自分の人生で「長く続けてきたこと」にこそ、

競争優位をもたらすリソースが隠れている。

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7. 自己評価バイアスに注意:ダニング=クルーガー効果

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多くの人が「自分は平均以上」と思っている。

実際には、自信がある人ほど評価が誤っており、

成績が低い人ほど自己評価が高くなる傾向がある。

→ 「自分には才能がない」ではなく、

「自分の判断精度は怪しい」ことを前提に

 自己理解を深める必要がある。

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8. まとめ:自分で自分のプロデューサーになる

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これからの時代、「ユニークな特徴」や

「長く続けてきた活動」に価値がある。

他人と比較して得意・不得意を測るよりも、

自分自身の資源を棚卸しし、

プロデュースする視点を持つこと。

だそうです。

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結局どうやって「模倣困難な特徴」を見つけるのか?

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STEP1:小学生〜現在までの「続けてきたこと」

「ハマったこと」を

リストアップ

たとえば:

本を読むのが好き

ノートをまとめるのが得意

友人の相談に乗ることが多かった

ブログを10年以上書いている etc.

キーワードは「気づけばやってた」

「頼まれごとが多かった」

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STEP 2. 「人から褒められたこと・驚かれたこと」を思い出す

「えっ、それ普通じゃないの?」と自分が思ったことほど強みの可能性あり

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例:

「説明がわかりやすい」

「その発想、どこから来たの?」

「なんでそんなことまで覚えてるの?」

自分にとって“自然”なことが、他人にとって“異常”なことかもしれません。

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STEP 3.「挫折しなかったこと」を掘り下げる

挫折しそうな環境でもやめなかった/むしろ燃えたこと

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失敗してもなぜか立ち上がってしまうジャンルは、

潜在的なリソースの宝庫です

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STEP 4.「傷ついた経験・劣等感」を裏返してみる

あなたの「極端な弱み」は、「社会で評価されにくい」だけで、RBV的には“希少性”

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例:

内向的 → 一人で深く考える力

空気を読みすぎる → 繊細な共感力

打たれ弱い → 過剰なまでの準備力

「これじゃダメだ」と感じていた自分の性質に、

実は宝が眠っています。

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STEP 5. 「人に真似できないプロセス」を可視化する

成果物よりも、“どうやってそこにたどり着いたのか?”を丁寧に書き出す

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例:

 ☓「SNSで月100万売上ました」

 ○「DM返信を全件手書き+相手の過去投稿を5本読んで返していた」

「やってることは同じに見えるけど、中身がぜんぜん違う」そこに“模倣困難性”がある。

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まとめ:強みではなく「再現性のある唯一無二のストーリー」を探せ!

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あなたの人生は、誰にもコピーできません。

「過去を棚卸し、特徴を抽出し、意味づける」——

これがまさに「自分で自分をプロデュースする」

プロセスです。

あ、私はメルマガを1万2000人読者がいて

15年間発行し続けています。

そして、20代の頃から本を読むのが好きで

小説ばかり読んでいました。

宮本輝、向田邦子、山崎豊子、田辺聖子20代後半は小説ばかり読んでいた。

これも先ほどの

強みには入れ忘れました。。olz。

そう、あまりにも自然すぎて

だから、自分の強みは

自分では気づけないんです。

どうやったら

自分で自分のプロデューサーになれるのでしょう?

セルフプロデュースって

本当に難しいことだと思います。

みなさんはこの話を聞いてどう思いますか?